ワールドカップの話
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要約:
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は同国経済に大きな恩恵をもたらすと期待されていたが、巨費が投じられていることに反対するデモが頻発し、懸念が高まっている。企業の撤退を引き起こし、投資家の間で国のイメージが悪化しかねない情勢だ。
疑問:
ブラジルは今どのような状況になっているか?
ワールドカップを進めて良いか?
それとも止めるほうが良いか?
考え・主張:
ワールドカップの準備が進んでいる最中に、6月中旬に開幕するブラジル大会に対する様々な不安などが伝われている。
まず、ブラジルには空港ターミナルの建設が未だに完全に終わっていない状態である、或は競技場に、観客席がないと報道されている。時間たっぶりあったはずなのに、なぜこんなにギリギリやっているか?というコメントまでも出ているようである。
それに加え、各地の警察官が賃金の引上げをめぐるストライキはかなり深刻になっている。それにより、各地の治安が悪化しつつある。
そもそも、外務省の統計データによると、ブラジルの犯罪発生率はとても高い。日本より200倍も超えるようである。しかも、ブラジルに多くの町ではスマホや財布などが出せないそうである。少しお金の持ちそうに見られると、強盗犯に狙われ、殺されることもある。
ブラジルの治安に問題があるだけではなく、ブラジル自体にはとても ワールドカップの開催を支える資源を持つ国ではない。
その中で最も重要だと思われる水の量は足りない。一日平均の貯水率が極めて低い。それで、既に雨季が終わったブラジルはワールドカップの直後に、水が底をつく恐れがあるという。つまり、ワールドカップが終った後、水の量が減り、水道代を上げることにより、ブラジルは窮地に陥る可能性が高いということである。
次に、電力の問題も著しい。ブラジルの電力は主に水発電だという。水不足はかなりブラジルの電力に影響を及ぼしたわけである。
そういうようなブラジルで行われる大会やワールドカップは止めたほうが良いと言い切れないが、事前に、行くか否やを自らよく熟考したほうが良いと、私は思う。
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