犬の話
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要約:
アメリカ・ニューヨークで、犬にかまれた男が、おそらく裁判史上最も高額な損害賠償を請求している。
疑問:
それほどの大金賠償を請求する裏付けはなんだろう?
アメリカで犬による被害はどれほど深刻だか?
日本には犬にかまれたら、どうなるか?
主張・考え:
アメリカで犬にかまれた事故は凡そ年間450万人もある人があわれた。しかも、その半数以上は子供だったと発表された。とても恐ろしい数字である。日本では、21世紀の年間出生数は100万ぐらいである。つまり、日本においては二年間で、生まれた子供は全部犬にかまれたということである。また、アメリカの総人数は凡そ3億人ぐらいである。それで、450万人というのは、年間70人に1が犬にかまれたということである。 とても恐ろしい事故である。
それに、犬にかまれた人の中で、多数の人は病院に運ばれて手術をしないといけないものだ。そう考えると、それほどの大金を請求することを納得できないことはない。
また、アメリカには番犬が沢山いる。一番被害にあわれたケースは郵便の配達だという。それにより、配達員が仕事を怖がりはじめるとでも報道されっている。
一方、日本でも犬にかまれた事故は少なくないだろう。公園などの公的機関によく「犬を放してはいけない」のような看板を見かけるからだ。
日本においても、犬を放して、その犬が人を噛みついた場合、民法718条によって損害賠償が起こる。場合によって、1000万円の賠償請求もありうるということである。
従って、今度の高額倍賞請求ケースを契機に、飼い主にも警鐘を鳴らしただろう。
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